妻「スポットライトだね」

夫婦二人だけの旅行を計画中。

夫「〇〇はどうかな?」

妻「〇〇はスポットライトだよ」

夫「スポット・・ライト・・? え?」

妻「でしょ!」

夫「それってパワースポットの間違いでは?・・(汗」

妻「別にイイじゃない!(恥」

夫「wwスポットwwライトww(腹が痛い」

妻「洗おうか?」

台所で洗い物をしていると後ろから妻の声が。

既に半分以上も洗い終わっているのに。

洗っている最中に言うのはやめてくれる!(怒

妻「夏休みはどこへ行く?(嬉」

時たま妻が俺に聞く言葉。

仕事先で初めてもらう夏休みを楽しみにしている。

ここ10年ほど、旅行などした記憶が無い。

楽しみにしているのは分かるが、タイミングが・・。

妻は夫婦二人を期待しているが、子供は黙っていないだろう。

初めての妻の夏休みなので妻の希望に沿って上げたいが、・・う~~~ん、どうしたものか。

予算も限られているし。

働きたい、でも不安が大きい

子供の高額な奨学金の返済が有る。

そのためにも俺が外で働く必要がある。

自宅でのネット収入だけでは、到底追いつかない。

高単価の東京で住居を持って、そこで働こうと思っている。

しかし社会の最前線から既に10年以上も遠ざかっている。

精神的にも技術的にも追いつけるかの大きな不安が有る。

考えるより行動が先なのは分かっているが。

全然、寂しさを感じなかった独身時代

働きだして、直ぐに地方に転勤。

一生懸命働いて、一生懸命遊んだ。

やりたい事をやって、行きたい所へ行った。

再度の転勤で友人とも出会えなくもなってしまった。

仕事で家に遅く帰っても、一人で飯を食っても、

一人で買い物に出かけても、

それでも寂しさなんて感じなかった。

だって、自分の意志でやりたいように生きていたから。

そんな中で妻と出会った。

子供が産まれて、その子供は今まさに社会へ出ようとしている。

しかし子供は、夢も無く、やりたい事も決まらず、自分の意志さえも定かでない、本当に目指すものも無い状態。

・・・。

親はいつになったら、子供から開放されるのだろう。